病状悪化

酷い咳に悩まされる。
家の中でもマスクをして過ごす。
薬を飲んでおとなしく寝る。というか寝まくる。気がつけば夕方(ぉ。
医者にいけばよかった。
夕食は皆で、かっぱ寿司


SAW観賞。
オチは世間でいわれている、衝撃のどんでん返し、なのだけど仕込みとしてはレクター博士の二番煎じなので、多少は耐性があったのかも。
足元をすくわれたことは事実だし、引き込まれた事も間違いない。
CUBE系のつきはなした非現実的、あるいはセカイ系というべき怖さと、セブンや羊たちの沈黙みたいな現実の延長線上での思想的猟奇殺人の怖さとの間の中途半端な箇所にとどまっているため、どちらの怖さも薄まっている。
個人的にああした状況で密室で2人いた場合、協力するより足を引っ張り有う、だましあう、だろと思うのだが。
犯行の現れ方が異常なわりに、動機が個人的な物に集約されすぎて普通なのもマイナス要因か。
医者とアフリカ系アメリカ人刑事のキャラクターが弱いってのもあるかもしれないですが。
ただこれが弱冠27歳の二人組みで、低予算・短期間で作られている、という情報を知ると、ありえねーくらい傑作くさく見えるんですが。
ブレアウィッチ・プロジェクトと同じでそういった箇所が誇張はされているとは思うものの、予算だけハリウッド並で、面白さは1/100という映画もあるということを考えるとねぇ。